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熊本が首位大宮を3発撃破!! 3戦連発の清武「チームメイトに感謝」

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[10.10 J2第36節 熊本 3-0 大宮 水前寺]

 J2は10日、第36節を行い、熊本市水前寺競技場ではロアッソ熊本と首位を快走する大宮アルディージャが対戦し、ホームの熊本がMF清武功暉の2得点などで3-0の完封勝利を収めた。

 両チームともに相手守備を崩し切れずになかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続く中、前半22分にホームの熊本が先制に成功する。DF養父雄仁のスルーパスから右サイドに抜け出したFW齊藤和樹がグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前で待ち構えていた清武が右足でネットを揺らし、スコアを1-0とした。清武は3試合連続ゴールと好調を維持している。

 1点を先行された大宮は前半35分、MFカルリーニョスがミドルレンジからシュートを狙うがゴールマウスを捉え切ることができず。さらに前半アディショナルタイムにはFW家長昭博のラストパスからFWムルジャが左足シュートを放ったが、GKシュミット・ダニエルにストップされてしまった。

 熊本が1-0とリードしたまま後半を迎えると、大宮はMF金澤慎に代えてMF大屋翼を投入して流れを変えようと試みる。しかし、再びスコアを動かしたのは熊本だった。後半2分、右サイドのMF中山雄登が送ったクロスを清武がワントラップから右足でゴールに蹴り込み、リードを2点差に広げる。さらに同10分には清武のクロスからFW平繁龍一がボレーで狙うがボールは左ポストを叩き、追加点とはいかなかった。

 しかし、攻撃の手を緩めない熊本は後半17分、中山の蹴り出したCKを養父がヘディングで叩き込んでスコアを3-0とする。その後、大宮が反撃に出るが熊本の粘り強い対応に遭い、同45分のMF泉澤仁のヘディングシュートがクロスバーを叩くなどネットを揺らすことはできず。逃げ切りに成功した熊本が3-0の完封勝利を収めて2連勝を飾り、逆に大宮は4試合ぶりの黒星を喫した。

 この日2得点、そして3試合連続ゴールを記録した清武は「チーム全員がハードワークして戦っている分、僕のところにボールが回ってきていると思うので、本当にチームメイトに感謝したいです」と仲間への感謝を示した。


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