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千葉に完封勝利の福岡、2位磐田と勝ち点「2」差に接近!!

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[10.10 J2第36節 福岡 1-0 千葉 レベスタ]

 J2は10日、第36節を行い、レベルファイブスタジアムでは3位のアビスパ福岡と5位のジェフユナイテッド千葉による上位対決が行われ、福岡が1-0の完封勝利を収めた。6戦負けなし(5勝1分)とした福岡は、2位磐田との勝ち点差を「2」に詰めている。

 序盤はアウェーの千葉がシュートまで持ち込む場面を作り出す。前半14分、右サイドでボールを受けたMF水野晃樹が送ったクロスからFWオナイウ阿道が決定機を迎えたが、シュートはジャストミートせず。さらに同18分にはオナイウのスルーパスに反応したFW松田力が右足で狙うも、GK中村航輔に阻まれてネットを揺らすには至らなかった。

 すると前半24分、福岡が先制に成功する。MF末吉隼也が正確なロングパスを前線に送ると、FWウェリントンがゴール中央にヘディングで落とす。ボールに反応したMF鈴木惇が寄せてくるDF栗山直樹をワンタッチでかわすと右足で蹴り込み、スコアを1-0とした。1点を先行された千葉は同44分、右サイドの松田の折り返しからMF田中佑昌が好機を迎えたが、左足で狙ったシュートはゴール右へと外れてしまう。

 1-0と福岡がリードしたまま後半を迎えると、千葉は後半16分に栗山に代えてMF町田也真人を投入して状況を打開しようと試みる。しかし、シュートまで持ち込めない時間帯が続くと、同29分には田中に代えてDF中村太亮を投入。しかし、同32分の中村の直接FKが壁に阻まれ、同45分には水野のCKからDF富澤清太郎がヘッドで狙うもボールはゴール左に外れた。

 粘り強い守備で逃げ切った福岡が1-0の完封勝利を収め、勝ち点3の上積みに成功。一方の千葉は東京Vと長崎にかわされて、プレーオフ出場圏外の7位に転落している。


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