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スペイン代表、今度はバルセロナ所属選手が先発ゼロ

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 12日に行われたEURO2016予選グループCのウクライナ戦で、スペイン代表は先発の11人にバルセロナ所属の選手を1人も起用しなかった。10年ぶりのことだとしてスペイン『マルカ』が伝えている。

 9日のルクセンブルク戦ではレアル・マドリー所属の選手が1人も先発に含まれず、約6年ぶりのことだとして話題となっていた。EUROおよびワールドカップ(W杯)の予選に限れば実に22年ぶりのことだった。

 そのルクセンブルク戦の勝利で本大会出場を決めたこともあり、ビセンテ・デル・ボスケ監督は大幅にメンバーを変更してウクライナ戦に臨んだ。この試合で代表100キャップを達成したMFセスク・ファブレガスを除く10人を入れ替えた結果、バルサ所属の選手は先発11人の中にゼロ。交代ではバルサ所属のDFジョルディ・アルバ、MFセルジ・ブスケツが出場している。

 先発にバルサ所属の選手が不在だった前回の試合はちょうど10年前の2005年10月12日、ドイツW杯予選グループ最終節のサンマリノ戦。ルイス・アラゴネス監督が起用したのはカシージャス、セルヒオ・ラモス(以上レアル・マドリー)、フアニート(ベティス)、パブロ、アントニオ・ロペス(以上アトレティコ・マドリー)、アルベルダ(バレンシア)、デ・ラ・ペーニャ(エスパニョール)、ラウール(マドリー)、レジェス(アーセナル)、F・トーレス(アトレティコ)、ビジャ(バレンシア)という11人だった。このときはバルサの選手が交代でも出場していない。

 10年前のサンマリノ戦にはフェルナンド・トーレスのハットトリックなどで6-0の勝利を収めたスペインだが、セルビア・モンテネグロに次ぐ2位でグループを終了。プレーオフでスロバキアを下して本大会出場権を獲得した。

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