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元ドイツ代表の問題児エッフェンベルク 2部クラブの監督に就任

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 かつての問題児が監督に―。パーダーボルンは、元ドイツ代表のシュテファン・エッフェンベルク新監督(47)の就任を発表した。

 エッフェンベルク氏はかつてバイエルンなどでプレー。ドイツ代表としても活躍したが、1994年のアメリカW杯で観客に挑発的態度を取ってチームから外されるなど、問題児としての一面も持ち合わせていた。ドイツ『スカイ』の解説者などを務めていたが、2012年に監督ライセンスを取得していた。

 そのエッフェンベルク氏が、エッフェンベルクの監督に就任した。契約期間は2017年までとなる。

 同指揮官は、以下のようにコメントしている。

「しばらく、監督として働くことを真剣に考慮していた。前任者たちの印象的なキャリアから分かるように、この職業への最初の一歩としてパーダーボルンは最高の場所だ」

「パーダーボルンのチームには、大きなクオリティーがある。今はできるだけ早く、成功に満ちたチームをつくらなければならない」

 過去にパーダーボルンを率いた指揮官のリストにはレバークーゼンのロジャー・ シュミット監督、シャルケのアンドレ・ブライテンライター監督、ボルシアMGのアンドレ・シューベルト監督らが名を連ねている。パーダーボルンで成功すれば、エッフェンベルク監督も上記の「先輩たち」に続くかもしれな い。

 パーダーボルンは昨季ブンデスリーガ1部を戦ったものの、1年で2部へ降格。現在は2部で10試合を終え、18チーム中15位に沈んでいる。


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