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J2徳島が下剋上、長谷川の鮮やかミドル弾で新潟撃破:天皇杯3回戦

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[10.14 天皇杯3回戦 新潟 1-2 徳島 デンカS]

 天皇杯は14日、3回戦2日目を行い、デンカビッグスワンスタジアムではJ1のアルビレックス新潟とJ2の徳島ヴォルティスが対戦し、徳島が2-1の勝利を収めて下剋上を起こした。

 序盤から両チームともにゴールを脅かす場面を創出する。まずは前半1分、PA外でこぼれ球に反応したMF大崎淳矢が左足で放ったシュートがゴールへと向かったが、ポストを叩いてしまい先制点とはいかず。一方の新潟は同9分、左サイドのDFコルテースのクロスをFW田中達也がヘディングで狙うもGK長谷川徹の横っ飛びのセーブに遭い、さらにこぼれ球を拾ったMF宮崎幾笑が狙うがシュートはポストに弾かれた。

 すると前半30分に徳島が先制に成功する。DFアレックスの意表を突くグラウンダーのCKからMF津田知宏が放ったシュートは相手DFにブロックされたが、こぼれ球をDF石井秀典が蹴り込んでスコアを1-0とした。

 1-0と徳島がリードしたまま後半を迎えると、後半27分に新潟が同点に追い付く。ゴール前で得たFKをMFレオ・シルバが直接狙ったシュートは壁に当たってコースが変わると、ゴールネットを揺らして試合を振り出しに戻した。しかし、直後の同30分、大崎のパスを受けたFW長谷川悠がミドルレンジから狙いすました鮮やかなシュートを沈めて、再び徳島が1点のリードを奪った。

 その後、新潟の反撃をしのいで逃げ切りに成功した徳島が2-1の勝利を収め、4回戦へと駒を進めた。


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