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両守護神が3連続PKストップ!! 鳥栖が札幌との死闘制す:天皇杯3回戦

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[10.14 天皇杯3回戦 鳥栖 0-0(PK2-1) 札幌 ベアスタ]

 天皇杯は14日、3回戦2日目を行い、ベストアメニティスタジアムではサガン鳥栖とコンサドーレ札幌が対戦。延長戦まで含めた120分間をスコアレスで終えた試合は、PK戦を2-1とした鳥栖が4回戦進出を決めた。

 序盤にゴールを脅かしたのはアウェーの札幌だった。前半3分、FW中原彰吾がミドルレンジからゴールマウスを捉えるシュートを放つが、GK林彰洋に弾き出されてしまう。さらに同25分にはFW荒野拓馬がヘディングで落としたボールの流れから、中原が右足で狙いすましたシュートを放つがボールは枠上に外れ、先制点を奪うには至らなかった。

 スコアレスのまま後半を迎えると鳥栖がシュートチャンスを作り出し、後半23分にはゴールキックの流れから抜け出したMF鎌田大地が独力でPA内まで運び、シュートまで持ち込んだが好反応を見せたGK金山隼樹にストップされた。さらに同42分にはMF金民友が強烈なミドルシュートでゴールを脅かしたが、ボールはゴール左へと外れた。

 両チームともゴールが奪えないまま試合は延長戦へともつれ込んだ。延長戦に入っても両チームともにゴールを狙ったが、相手守備陣の粘り強い対応に遭って得点は生まれず。勝負の行方はPK戦に委ねられることとなった。

 迎えたPK戦で鳥栖の1人目MF水沼宏太が決めたのに対し、札幌はMF上里一将のシュートが林にストップされる。さらに札幌は2人目のFW前田俊介、3人目のDF福森晃斗も林に阻まれてしまった。鳥栖も3人目の金、4人目の鎌田、5人目のFW豊田陽平が3連続で金山に止められたものの、札幌5人目のキッカーを務めた金山のシュートがポストを叩き、鳥栖がPK戦2-1として4回戦へと駒を進めた。


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