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ラウルが今季限りの引退表明「決断は簡単ではなかった」

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 アメリカNASL(2部)のニューヨーク・コスモスに所属する元スペイン代表FWラウル・ゴンサレス(38)が、今季限りで現役を引退すると表明した。

 ラウルは1994年にレアル・マドリーでプロデビュー。以後16年間、銀河系軍団の一翼を担い、多くのタイトルを獲得した。スペイン代表としても102キャップを数え、44得点を記録した。

 シャルケ、カタールのアルサッドでのプレーを経て、2014年よりアメリカに活躍の場を移した。そして21年目を迎えた今季、キャリアに終止符を打つことを決断した。

 クラブ公式サイトにはラウルのコメントが掲載されている。

「僕の決断はシーズン終了時に引退するというものだった。今は今季をしっかり終え、NASLで優勝するためコスモスの力になることに集中している。今後、数か月で次のステップについて考えるつもりだ」

「サッカーは長い間、僕の人生の一部になっていたから、引退の決断は簡単ではなかった。でも今がその時だったと思っている。キャリアを通して僕を支えてくれたみんなに感謝している。ニューヨーク・コスモスでの最後の数試合を楽しみたい」

 春シーズンを制したニューヨーク・コスモスは現在、年間順位で暫定首位に立っている。

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