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チャンスがめぐってこない長澤、指揮官は攻撃意識の改善を要求

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 ケルンMF長澤和輝は今季、まだ出場機会を得ることができていない。ペーター・シュテーガー監督は、長澤を評価しながらも、もっと攻撃の意識を持たなければいけないと鼓舞した。

 招集入りも4回にとどまり、まだ試合に出ることができてない長澤。だが、シュテーガー監督の評価が低いわけではない。ドイツ『キッカー』が、指揮官のコメントを伝えている。

「そのプレースタイルや技術、キープ力など、彼は本当に私の大好きな選手の一人なんだ。彼からボールを奪うのはとても難しいことだよ」

 では、長澤に出場の機会がないのはなぜなのか。シュテーガー監督はこう課題を指摘している。

「もっと攻撃のエリアにボールを持ち込んだり、ラストパスやその1つ前のパスを出したり、もっと自分でフィニッシュするように努力しなければいけない。それが彼に必要なことだ。彼がうまく、試合を読める選手であることに疑いはない」

 『キッカー』も、シュテーガー監督の見解に賛同しているようだ。同紙は「機敏で素晴らしいボールタッチの選手」と長澤を高く評価しつつ、「芸術的要素は多いが、効果が少なすぎる」と指摘した。

 ブンデスリーガで5位と好調のケルンは、17日の第9節でホームにハノーファーを迎える。長澤にチャンスは回ってくるだろうか。

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