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福岡4発快勝!2位磐田と勝ち点2差で残り5試合へ…「自動昇格できるように頑張りたい」

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[10.18 J2第37節 福岡4-2栃木 レベスタ]

 福岡が強い!ホームで栃木SCと対戦したアビスパ福岡は、前半に先制点を奪うと、後半早々に同点弾を浴びるが、その後3得点を積み上げて完勝。3連勝、7戦負けなしで勝ち点を67に伸ばし、同69に伸ばした2位磐田をがっちりマークした。

 先制点が決まったのは前半22分、セットプレーが続いた時間帯に獲得したCKがこぼれると、MF末吉隼也が流し込んで、試合を動かす。ただ福岡は後半早々2分にMF中美慶哉にゴールネットを揺らされ失点。4試合続いていた完封が途絶えてしまった。

 しかしここで崩れないのが今年の福岡だ。後半7分、MF鈴木惇の浮き球パスをMF城後寿が右足ダイレクトで流し込み、勝ち越し。同14分には右クロスを城後が合わせると、浮き球となってゴール前でこぼれる。これをMF酒井宣福がボレーシュートで押し込み、突き放す。トドメは同24分、ドリブルで持ち上がった鈴木がMF金森健志とのワンツーで簡単にゴール前に抜ける。落ち着いて右足で流し込み、勝利を決定づけた。

 後半アディショナルタイムにFW廣瀬浩二にゴールネットを揺らされ、7月18日の大宮戦以来、3か月ぶりの複数失点を喫したが、4-2で快勝。2位磐田と勝ち点2差をキープして、残り5試合に臨むことになった。先制点を決めた末吉は「昇格が見える位置にいる。5試合とも勝って、自動昇格できるように頑張りたい」と力を込める。井原正巳監督も「我々は追いかけるしかない。可能性がある限り、上を目指して頑張りたい」としっかり前を見据えた。次節は敵地で徳島と対戦する。


●[J2]第37節 スコア速報

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