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インテル、20年来のピレリとの関係に終焉?エティハドが巨額スポンサー料を提示か

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 インテルは来シーズンからエティハド航空と大型スポンサー契約を結ぶことになるかもしれない。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 タイヤメーカーのピレリ社が1995-96シーズン以来インテルのメインスポンサーを務めてきたが、現在の契約は今シーズン限りで満了。ピレリ側は延長を望んでいるものの、インテルの要求する年間2000万ユーロの条件には二の足を踏んでいるようだ。現在のスポンサー料は年間平均1300万ユーロ前後だという。

 これに対し、マンチェスター・シティのスポンサーでもあるエティハドが新スポンサー候補に浮上。年間2500万ユーロで5年契約、総額1億2500万ユーロ(約169億円)を提示する準備があると報じられている。

 エミレーツ航空がミランに、フィアットがユベントスにそれぞれ支払う年間1700万ユーロを上回る大型契約が実現すれば、インテルの復活に向けて資金面で大きな手助けとなるかもしれない。だが正式決定に至ったわけではなく、エティハドとの合意の動きがピレリへのプレッシャーにつながる可能性もあると見られている。

 メインスポンサー交代の可能性と並行して、ピレリとの関係も深いマッシモ・モラッティ氏がインテルに完全な別れを告げることになるのではないかとも伝えられている。前会長のモラッティ氏は2013年にエリック・トヒル現会長にクラブを売却し、その際に就任した名誉会長職も昨年辞任。今も株式の30%弱を保有しているが、以前からその売却を検討しているという。

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