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3戦ぶり復帰の酒井宏、後半からの出場に「出ないと思っていた」

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[10.18 ブンデスリーガ第9節 ケルン0-1ハノーファー]

 ブンデスリーガは18日、第9節3日目を行い、DF酒井宏樹とMF清武弘嗣の所属するハノーファーは敵地でケルンと対戦し、1-0で競り勝った。酒井は故障明けで3試合ぶりにベンチ入りすると、後半開始から途中出場した。

 9月23日のシュツットガルト戦で右太腿裏を痛め、最近2試合を欠場していた酒井。1点リードで折り返したハーフタイムに声がかかったが、これには「準備はしていたけど、出ないと思っていた」と驚いたという。

「出られる状態だった? 全然ですね。合流して間もないし、水曜日も木曜日もみんなが(ミニゲームを)3本やる中、僕は2本とか。監督とも話し合って、少しずつというような感じだった。(27日の)ポカールからやれれば良いかなと。ケガも結構深くて、悪かったので。慎重にやっていた」

 本人も想定外の緊急出場。それでも劣勢の試合展開の中、何とか1-0の逃げ切り勝利に貢献した。「右サイドがすごいやられていたので、そこに対してのケアを意識した」。ケルンの左サイドに入っていたのは、昨季までチームメイトだったMFレオナルド・ビッテンコートだった。

「レオ(ビッテンコート)のことはよく知っていたし、1対1はうまい選手。うまく間合いを取って対応しないといけないし、相手の様子をうかがうのがうまい選手だったので、そういう意味ではうまく遅らせることができたかなと思う」

 得点は誤審によるラッキーな形だったが、今季初勝利を挙げた前節・ブレーメン戦(1-0)に続く完封勝利で2連勝を飾ったハノーファー。順位も14位に浮上し、降格圏を脱出している。

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