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バロンドール候補に不満のシメオネ「ゴディンもグリエーズマンもいないのは…」

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 アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督は、20日に発表されたFIFAバロンドール候補23名に自らのチームの選手が含まれていないのは不当だと訴えた。

 シメオネ監督自身は、2015年FIFA年間最優秀監督10名の中にノミネート。だがアトレティコの選手の名前は候補に含まれていなかった。21日に行われるチャンピオンズリーグ・グループC第3節アスタナ戦に向けた前日会見でシメオネ監督が次のように述べたとして、スペインメディアが伝えている。

「私が今の場所にいるのは選手たちのおかげだ。チーム全体に感謝すべきだよ。彼らがいなければ監督は自分の望むものを伝えることはできない。チーム次第なんだ」

(ディエゴ・)ゴディン(アントワーヌ・)グリエーズマンもいないのは正当なことではないね。だが、それは監督賞のノミネートに表れていることだ。グリエーズマンは素晴らしいシーズンを過ごしたし、今季も高いレベルでスタートさせた。ゴディンに関しては言うまでもない」

 ビセンテ・カルデロンに乗り込んでくるアスタナのこれまでの戦いぶりには賛辞を送っている。

「ベンフィカ戦では後半立ち上がりまで非常に良い戦いをしていた。ガラタサライ戦でも常に勝負し続けていた。何より驚かされたのは、良いサッカーをしようという意図を持っていることだ」

「非常にコンパクトで、インテンシティーのあるチームだ。どんなボールも決して諦めることはなく、試合時間が進むごとにプレーの感触が良くなっていくようだ。強い競争力と激しさを持ったチームだよ」

 アトレティコのプレー内容が批判されていることについては、歓迎すべきことだと主張した。

「批判をされることは好きだよ。いつも成長につながるものだからね。もっと良くしたいと思うことができるんだ。アトレティコがやっていることに対して、そういう改善への要求がなければ私としては気に入らないだろう」

「今のアトレティコはヨーロッパ屈指のチームだと思うし、そういう要求をされるのは普通のことだ。勝った上で楽しませなければならないという必要性と共存していかなければならない。それは簡単なことではないよ」

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