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[EL]香川が2点目アシスト!オーバメヤンのハットでドルト快勝

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[10.22 ELグループリーグ第3節 ガバラ1-3ドルトムント]

 ヨーロッパリーグ(EL)は22日、グループリーグ第3節を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)は敵地でガバラ(アゼルバイジャン)と対戦し、3-1で快勝した。香川はフル出場し、先制点の起点になると、前半38分には追加点をアシストした。

 アルメニア出身のMFヘンリク・ムヒタリアンが母国とアゼルバイジャンが対立関係にある政治的理由により遠征メンバーから外れたドルトムント。序盤は立て続けにピンチを招く場面もあった。

 ガバラは前半7分、カウンターからMFセルゲイ・ゼニオフがドリブルで駆け上がり、PA内に進入。GKロマン・バイデンフェラーを引き付けてゴール前に折り返したが、シュート体勢に入ったMFドドはDFマティアス・ギンターに寄せられ、シュートを打ち切れない。同11分にはロングフィードに反応したドドがGKとの1対1からループシュートを打ったが、カバーに戻ったギンターがゴールラインぎりぎりでクリアした。

 立ち上がりのピンチをしのいだドルトムントは徐々に落ち着きを取り戻し、ゲームを支配。すると前半31分、高い位置で香川が相手の縦パスをカットし、MFマルコ・ロイスの横パスを受けたFWピエール・エメリク・オーバメヤンが鮮やかな右足ミドルでゴールネットを揺らした。

 前半38分にはオーバメヤンが香川とのワンツーでPA内左に切れ込み、GKとの1対1から右足で追加点。香川がワンタッチパスでオーバメヤンの2点目をアシストし、2-0とリードを広げて前半を折り返した。

 後半もドルトムントペースで試合は進む。後半18分にはDFマッツ・フンメルスとMFイルカイ・ギュンドアンを早々にベンチに下げ、温存。その後もリスクを冒すことなく、ボールを支配しながら時計の針を進めていった。

 後半37分、ロイスの右CKからMFスベン・ベンダーが右足でボレーシュート。GKが弾いたボールをオーバメヤンが押し込み、3-0と突き放した。ブンデスリーガで開幕9戦10発を記録するなど絶好調のオーバメヤンだが、ハットトリックは今季公式戦初となった。

 後半アディショナルタイムに1点を返されたが、3-1で勝利したドルトムントは、公式戦5試合ぶりの勝利を挙げた16日のマインツ戦(2-0)に続く公式戦2連勝。ELはこれで2勝1分の勝ち点7となり、C組首位をキープしている。

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