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J2降格の清水、ホーム最終戦で意地見せられず…大津復帰後初ゴールの柏が快勝

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[10.24 J1第2ステージ第15節 清水0-3柏 アイスタ]

 前節ベガルタ仙台に0-1で敗れ、J2降格が決まってしまった清水エスパルスはホーム最終戦で柏レイソルと対戦し、0-3で敗戦。サポーターが「再出発」の横断幕を掲げるなど奮起を願ったが、勝利をプレゼントすることはできなかった。

 来季を見据えてFW北川航也を今季初先発させるなど若手主体で臨んだ清水。前半8分にFW大前元紀のスルーパスを受けたFW鄭大世がPA右から右足シュートを放つなど積極的な入りを見せた。それでも柏の中盤での丁寧なパス回し、裏を狙ったフィードなどで徐々に流れは相手に傾いた。

 前半13分、柏はDF角田誠のトラップミスを見逃さずFW工藤壮人がボールを奪うと、ドリブルでPA内に侵入するもDF鎌田翔雅にスライディングで止められ、シュートを打てない。それでも柏は前半38分、PA左でボールを受けたFW大津祐樹が個人技で中央に切れ込み、PA手前から右足一閃。これがゴール左に突き刺さり、大津の柏復帰後初ゴールで先制に成功した。

 ホーム最終戦で意地を見せたい清水は後半3分、大前の右クロスを鄭大世がヘッドもGK菅野孝憲の横っ飛びセーブに阻まれる。同13分にはPA左からMF石毛秀樹が左足シュートなど同点ゴールを果敢に狙いに行った。しかし、ボールホルダーへのプレスが弱く、柏にパスを思うように回されると同17分にFWクリスティアーノに右足ミドルを決められ、2点差とされた。

 さらに柏は後半41分、DFラインの裏へ抜け出した途中出場のMF太田徹郎がGK杉山力裕の頭上を突くループシュートを決めてダメ押し。柏が3-0で勝利をおさめた。しかし、勝ち点を44に伸ばしものの、第2ステージ首位のサンフレッチェ広島も勝利し、残り2試合で勝ち点差8のままとなり、チャンピオンシップ出場権を獲得することはできなかった。

●[J1]第2ステージ第15節1日目 スコア速報

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