beacon

神戸を残留に導くハット!“OG”も記録の千真「実質、4点決めてしまったけど…」

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.24 J1第2ステージ第15節 神戸3-1山形 ノエスタ]

 前節終了時点で年間15位と残留圏ぎりぎりに位置していたヴィッセル神戸はホームに17位山形を迎え、FW渡邉千真のハットトリックで3-1で快勝した。16位松本が敗れたため、2試合を残してJ1残留が決定。渡邉は試合後のヒーローインタビューで「勝てたことがすべてなので、良かったと思う」と素直に残留決定を喜んだ。

 前半22分、DF安田理大の左クロスを滑り込みながら右足で押し込み、先制点を奪った渡邉だったが、後半12分、山形MFアルセウがゴール前に入れたFKを跳ね返そうとしたキックがクリアミスとなり、痛恨のオウンゴール(公式記録はアルセウの得点)。1-1の同点に追いつかれた。それでも直後の後半15分、FW石津大介のスルーパスに反応し、左足ダイレクトで勝ち越しゴール。同43分にはMF増山朝陽の折り返しを右足で流し込み、3-1と勝利を決定づけた。

 渡邉のハットトリックはF東京時代の12年5月20日鳥栖戦以来、3シーズンぶり2度目。“オウンゴール”を含め、「実質、4点決めてしまったけど」と苦笑いを浮かべたが、残留争い直接対決という大一番での3ゴールに「考えれば考えるほどプレッシャーはかかるので、冷静にやろうと思っていたし、それがしっかりプレーに表れていたと思う」と胸を張った。この日がJ1通算200試合出場の節目の一戦。今季通算10ゴールと、2年ぶりの2ケタに乗せ、チームをJ1残留に導いた。

[J1]第2ステージ第15節1日目 スコア速報

TOP