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清武、2度の切り返しで鮮やか突破!今季3アシスト目も逆転負け

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[10.24 ブンデスリーガ第10節 ハノーファー1-2フランクフルト]

 ブンデスリーガは24日、第10節2日目を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでMF長谷部誠の所属するフランクフルトと対戦し、1-2で敗れた。清武、酒井、長谷部の日本人3選手がそろってフル出場した一戦。後半6分に清武が先制点をアシストしたハノーファーだが、逆転負けで連勝は2でストップし、4試合ぶりの黒星を喫した。

 ハノーファーは清武がトップ下で先発し、前節のケルン戦(1-0)に故障明けで途中出場した酒井も右サイドバックで4試合ぶりの先発復帰。フランクフルトは前節のボルシアMG戦(1-5)を休養した長谷部が2試合ぶりに先発し、この日は右サイドバックでプレーした。

 試合は0-0の膠着状態が続き、ハノーファーは前半31分、ドリブルで仕掛けたMFフェリックス・クラウスが長谷部に倒され、FKを獲得。ゴール正面やや左の絶好の位置から清武が右足で直接狙ったが、ゴール左へ外れた。

 均衡を破ったのは清武の鮮やかなドリブル突破だった。後半6分、左サイドから中に切れ込むと、2度の鋭い切り返しでDF2人をかわし、ゴール前に絶妙なスルーパス。PA内に走り込んだクラウスが左足で流し込み、先制点を奪った。

 清武の2試合ぶり今季3アシスト目でリードを奪ったハノーファーだが、フランクフルトもすぐさま同点に追いつく。4分後の後半10分、左クロスをFWアレクサンダー・マイヤーが頭で落とし、MFマルク・シュテンデラが切り返しから左足でゴール右隅に流し込んだ。

 試合を振り出しに戻したフランクフルトは後半20分、MFシュテファン・アイグナーが右サイド深い位置から折り返し、シュテンデラが右足で強烈なシュート。この日2点目となる勝ち越しゴールを決め、2-1と逆転に成功した。そのまま逃げ切ったフランクフルトは連敗を2で止め、9月12日のケルン戦(6-2)以来となる6試合ぶりの白星を飾った。

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