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0-3から意地の一発…武藤が7試合ぶりゴール

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[10.24 ブンデスリーガ第10節 マインツ1-3ブレーメン]

 ブンデスリーガは24日、第10節2日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでブレーメンと対戦し、1-3で敗れた。1トップでフル出場した武藤は0-3の後半45分に7試合ぶりのゴールを決めたが、チームは2連敗となった。

 先手を取ったのは、5連敗中のブレーメンだった。前半39分、DFサンティアゴ・ガルシアの左クロスからFWアンソニー・ウジャーがヘディングで先制点。チームとして4試合ぶりのゴールを奪うと、同44分には再び左サイドからガルシアがグラウンダーのクロスを入れ、ウジャーが左足で流し込んだ。

 さらに前半アディショナルタイム、ブレーメンはスルーパスに反応したMFフロリアン・グリッチュの折り返しをMFフィン・バルテルスが右足で押し込み、3点目。前半終了間際の3連続ゴールで3-0とリードを広げ、前半を折り返した。

 3点を追う展開となったマインツは後半7分、DFレオン・バログンの右クロスのこぼれ球を武藤が左足で狙うが、DFがブロック。必死の反撃も1点が遠かった。それでも試合終了間際の後半45分、ロングフィードに反応したDFダニエル・ブロシンスキが右サイドからゴール前にクロス。走り込んだ武藤が体勢を崩しながら右足で合わせ、1点を返した。

 武藤はブンデスリーガ初ゴールを含む2得点を挙げた8月29日のハノーファー戦(3-0)以来、7試合ぶりとなる今季3ゴール目。意地の一発を決めたが、そのまま1-3で敗れた。ブレーメンは連敗を5でストップ。6試合ぶりの白星を飾った。

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