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1年でJ2降格の山形・高橋社長が謝罪「J1再昇格を目指します」

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 モンテディオ山形は25日、公式サイトを更新し、「モンテディオ山形を愛するすべての皆様へ」とのタイトルで謝罪文を掲載した。

 昨季、J2レギュラーシーズン6位からJ1昇格プレーオフを勝ち抜き、4年ぶりのJ1昇格を決めた山形。今季、第1ステージは3勝5分9敗で16位で終えたが、第2ステージは前節までわずか1勝にとどまり、年間順位でも降格圏の17位に位置していた。24日の第15節ヴィッセル神戸戦では、引き分け以下なら他会場の結果に関係なく、降格が決まる状況で試合に臨んだが、1-3で敗れ、2試合を残して16位以下が確定。1年でのJ2降格が決まった。

 高橋節代表取締役社長は「ファン・サポーターはじめ多くの皆様からの強い後押しをいただき、『山形総力戦』で『J1残留』を目指し戦い続けてきました。しかし、昨日の神戸戦でJ2への降格が決まってしまうという非常に悔しく、残念な結果となってしまいました。これまで、たくさんのご声援、ご支援をいただいた皆様の期待に応えられず、心よりお詫びいたします」と謝罪した。

 チームはJ2降格が決まってしまったが、石崎信弘監督の続投は決まっている。「石崎監督の指揮の下で、厳しいトレーニングを積み重ねながら、攻守の素早い切り替えや選手全員の献身的なハードワークをプレースタイルとして、粘り強い展開もできています。来季においても、こうした取組みに改善と修正を重ねながら更に成長し、『J1再昇格』を目指していきます」と来季への抱負を述べた。

 J2降格に下を向いてばかりはいられない。まだ今季はリーグ戦2試合と天皇杯の試合が残っている。高橋社長は、「来季の取組みはもちろん、その先の山形の未来に繋げるためにも、選手、スタッフ、フロントが更に一丸となって戦っていきます」と、残りの試合を来季につながる試合にしたいと語った。

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