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シャルケMFガイスは5試合の出場停止へ、負傷のハーンへ深く謝罪も

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 ドイツサッカー連盟(DFB)スポーツ裁判所は26日、シャルケに所属するMFヨハネス・ガイスへ5試合の出場停止処分と15000ユーロ(約200万円)の罰金を科すと発表した。

 ガイスは25日に行われたボルシアMGへ出場も後半34分にFWアンドレ・ハーンへ危険なファウルを犯してしまった。これによりハーンは負傷交代を余儀なくされ、病院へ直行。左足脛骨高原骨折および左膝外側半月板損傷と診断され、年内の復帰は絶望的となった。

 クラブ公式サイトによると、試合後に負傷シーンの映像を見たガイスはショックを受け、自身の『フェイスブック』を更新。「今日起きたことは全く言葉になりません。アンドレに対する悪質なファウルを本当に申し訳なく思っています。彼と彼の家族、クラブ、すべてのファンに謝罪します。あのシーンで僕は彼の姿をしっかりと見れていなくて、彼の動きの予測を誤ってしまいました」と謝罪。

「僕のことを知っている人は、僕がフェアなスポーツマンで、キャリアの中でもこういったことを起こしたことがないことを知っています。選手全員の健康は僕にとってとても大事なことです。テレビであのシーンを見返したとき、すぐに元チームメイトのエルキン・ソトを思い出しました。だから、アンドレの怪我が重傷でないことを願っています」

「たくさんの人が激怒し、僕のページに感情をぶつけてくるのは理解しています。全部理解できます。ただ、最低限のエチケットだけは守ることをお願いさせてください。アンドレにはすでに個人的に謝り、これからも連絡を取るつもりです。それでも、もう一度ここでアンドレに謝ります。申し訳ありませんでした」

 またシャルケのアンドレ・ブライテンライター監督は「ヨハネス・ガイスはフェアな選手だ。彼はずっとボールの方向を見ていた。激しいファウルに見えたが、決して意図的ではない。アンドレ・ハーンの怪我が酷くないことを願っている」とコメントした。

 ガイスは28日のDFBポカール・ボルシアMG戦、31日のインゴルシュタット戦、11月8日のドルトムント戦、同21日のバイエルン戦、同29日のレバークーゼン戦を欠場することになる。 

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