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磐田でプレーしたスキラッチ氏、元妻が2日連続で自殺未遂

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 かつてジュビロ磐田でプレーした元イタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチ氏の元妻が、2日連続で自殺未遂騒ぎを起こしたという。イタリアメディアが報じた。

 『パレルモ・トゥデイ』は26日、スキラッチ氏の元妻が、パレルモの自宅内でガスを使った自殺を図ったと報じた。異臭に気づいた近隣住民の通報を受け、警察と消防が駆けつけ、窓を開けて最悪の事態を回避したという。元妻は意識がある状態で発見された。

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は同日、スキラッチ家が元妻は「体調を悪くしただけ」と自殺未遂を否定したと報じたが、各メディアによると、27日にパレルモ警察が自殺未遂騒ぎを認めたという。

 だが、病院で治療を受け、心理カウンセリングも受けた元妻は、次の日も自ら命を絶とうとした。親族ではないとみられる数名と自宅の屋根によじ登り、ガソリンをまいて焼身自殺を図ったという。幸いにも、再び最悪の事態は免れたそうだ。

 パレルモ警察は全員に事情聴取し、うち1人を公務執行妨害と公務員への侮辱罪で逮捕したとのこと。なお、『パレルモ・トゥデイ』によると、パレルモ警察はこの日の自殺未遂について、「注目を集めようとした」との見解を明かしている。

 イタリア『レプッブリカ』によれば、元妻は浮気が原因でスキラッチ氏と離婚することになったとのこと。また、数年前から会社の計画倒産への関与で係争中であり、200万ユーロ(約2億6500万円)以上の価値とみられる問題の自宅は、裁判所から競売にかけられているとのことだ。だが、元妻は関与を否定しており、スキラッチ氏も元妻の主張を認める証言をしている。
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