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ドルトムント初シーズンを振り返るレワンドフスキ、クロップに感謝も起用法には「腹を立てていた」

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 バイエルンFWロベルト・レバンドフスキは、ドルトムントに加入した初シーズン、ユルゲン・クロップ監督に不満を抱いていたそうだ。イギリス『フォー・フォー・トゥー』で、10月からリバプールを率いている指揮官について話している。

 2010年夏にポーランドのレフ・ポズナンからドルトムントに加わったレワンドフスキは、昨年バイエルンに移籍。今季はこれまで公式戦17試合で18ゴール、ブンデスリーガでは13ゴールを挙げ、ドルトムントFWピエール・エメリク・オーバメヤンと並んで得点ランキングの首位を走っている。

 そんなレワンドフスキは、ドルトムント加入当初にクロップ監督の起用法に疑問を抱いていた。自身は当時、センターフォワードとして「ステップアップしたい」と意気込んでいたのにも関わらず、「急に10番の位置でプレーすることになった」と、セカンドストライカーやトップ下の起用に戸惑っていたという。

「最前線でプレーしたかったから、かなり腹を立てていたね。しかし、僕は翌年になってからそのポジションでどれほどのことを学んだか実感したんだ。『君はより優れた選手になった』、と自分にそう言えたね」

 かつての不満は、感謝の気持ちに変わった。

「監督がなぜ、僕を10番の位置で起用したのか理解したんだ。彼は僕をより完成したプレーヤーに育ててくれた」

 2010-11シーズンのドルトムントでは、FWルーカス・バリオスがワントップを務めていた。レワンドフスキはMF香川真司の代わりに投入されることが多く、リーグ戦33試合に出場するも、先発出場したのは香川が長期離脱を強いられた後の後半戦だった。

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