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J2降格決定チーム同士の一戦…清水が山形に競り勝ち11戦ぶり白星

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[11.7 J1第2ステージ第16節 山形1-2清水 NDスタ]

 J2降格が決定したチーム同士の一戦は清水エスパルスモンテディオ山形に2-1で勝利し、意地を見せた。ホーム最終戦となった山形は、第2ステージのホーム初勝利とはならなかった。

 山形は立ち上がりから気合の入ったプレーを見せた。前半9分、MF高木利弥が左サイドを仕掛けて粘ってマイナスに折り返したボールをMFアルセウが右足で狙うもGK杉山力裕にキャッチされてしまう。

 対する清水は、FW鄭大世とFW大前元紀がベンチスタート。立ち上がり攻め込まれる時間帯もあったが前半14分に先制に成功する。MF枝村匠馬のパスを受けたFW白崎凌兵が右サイドで縦に仕掛けてPA内へ侵入し、中央へ折り返す。これをMF澤田崇がワントラップから素早く右足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。

 後半開始から山形が圧力を強めたが、後半16分に清水はカウンターからFW北川航也の右クロスがファーサイドまで流れてDF福村貴幸が左足で合わせたがわずかにゴール左へ外れる。山形も同26分にDF石川竜也の左クロスが逆サイドまで流れて、MF小椋祥平が思い切りよく右足を振り抜いたがクロスバー上に外れ、いい時間帯でゴールを奪うことができなかった。

 すると、清水は後半32分、自陣でボールを奪ってショートカウンター。左サイドから澤田の横パスを枝村が後方へヒールで流し、途中出場の鄭大世が体の強さを見せて相手DFに競り勝ち、フリーで冷静にゴールに流し込み、2-0とリードを広げた。

 山形も後半40分にMF中島裕希が右サイドの深い位置から上げたクロスをFWディエゴがヘッドで合わせて、1点を返したが反撃もここまで。1-2で敗れ、ホーム最終戦を白星で飾れなかった。一方で勝利した清水は連敗を5でストップさせ、11試合ぶりの白星を挙げた。

●[J1]第2ステージ第16節 スコア速報

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