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[MOM1577]聖和学園MF菊谷篤資(3年)_「もらったチャンスは生かす」チームの窮地救ったテクニシャン

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.7 全国高校選手権宮城県予選決勝 宮城県工高 2-3(延長)聖和学園高 ユアスタ]

 窮地に陥った聖和学園高を救ったのは、これまで公式戦途中出場がほとんどだった菊谷篤資だった。無心で放ったアディショナルタイムラストプレーのシュートは値千金の同点ゴールだった。

 菊谷はプリンスリーグ東北でもなかなか出場機会を得られず、8月中旬には、プリンスリーグ東北のメンバーから外れて「第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会」にSC聖和学園の一員として出場していた。しかし、この大会で菊谷は輝きを放った。決勝ラウンド進出はならなかったが、3試合で3ゴールの活躍を見せた。フットサルで磨き上げたテクニックがサッカーでも生き始め、この大会を境に途中出場が増えていった。

 そして選手権県大会決勝の大舞台で同じボランチの木部大嗣の負傷により、この大会初めて先発出場の機会が巡ってきた。「もらったチャンスなので生かさないといけないと思った」と語る菊谷は自慢のテクニックを生かし奮闘。精度の高いキックが大舞台で生きた。

「いつもは(谷田)光が点を取って勝っているが、他の選手や自分が点を決められて嬉しい。最近はいろんな選手が点を取っていて、どこからでも点を取れる」。負傷者続出という苦境の中2連覇を成し遂げられたのは、これまでバイプレーヤーだった菊谷の他、チーム全員の奮闘によるものだろう。

(取材・文 小林健志)
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