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「典型的なオカザキゴール」マインツMFが自身のゴールを振り返る

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 マインツには、まだ岡崎慎司がいた? 少なくとも、かつてのエースが残した影響は今も残っている。マインツMFパブロ・デ・ブラシスは、自身のゴールが岡崎のようだったと振り返っている。

 マインツは7日のブンデスリーガ第12節でボルフスブルクと対戦し、2-0で勝利を収めた。先制点が決まったのは32分。縦パスを受けたFW武藤嘉紀が鋭く反転して左サイドに展開すると、MFジャイロが抜け出してクロス。このボールは前に出た相手GKディエゴ・ベナーリオに触られるも、コースが変わったボールにファーのデ・ブラシスが反応して足を止め、左足で流し込んだ。

 これはデ・ブラシスにとって、今季2点目。自身の得点を「典型的なシンジ オカザキ・ゴールだった」と振り返り、「9番がいるべき位置に僕がいたんだ」と語った。美しいゴールではなかったことを認めつつ、「大事なのは勝ち点3を獲得したこと」と続けている。

 デ・ブラシスは試合後、ファンに呼ばれてスタンドへ行き、ともにチャントを歌う“羽目”になった。母国アルゼンチンでは「ファンとは距離を置くんだ。フェンスにのぼると、たちまち彼らに裸にされてしまうからね」と苦笑い。それでも、マインツファンの要望に応じている。

 27歳のデ・ブラシスは2014年夏にマインツの一員となり、今年夏にレスター・シティへ移籍した岡崎とは1シーズンをともに戦った。岡崎のゴールへの執着心は、今もマインツに根付いているのかもしれない。

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