beacon

短気で有名のパレルモ会長が通算53度目の監督解任

このエントリーをはてなブックマークに追加

 パレルモは10日、ジュゼッペ・イアキーニ監督を解任し、新監督にダビデ・バッラルディーニ氏を迎える人事を発表した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、マウリツィオ・ザンパリーニ会長は解任理由について、「我々は残留争いの真っ只中にいる。前節は勝ったが、このままでは危険だ。パレルモのために決断しなければいけない。スタッフらと相談もした。熟考した結果だ」と話している。

 パレルモは現在、勝ち点14で12位タイ。まだ結論を出すには早いとも考えられるが、それもそのはず、ザンパリーニ会長は短気であることで知られ、これまでパレルモで31度の監督交代を行ってきた。パレルモの前にベネチアでも会長を務めており、その時も含めると、実に53度、監督を解任してきたことになる。

 ただ、今回はばかりは選手たちの反発を買っているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、インスタグラムを更新したMFエンツォ・マレスカは次のような投稿をしている。

「僕らは2014年1月から一緒に仕事をしてきた。その間、セリエBで多くの記録を塗り替える圧勝をした。セリエAに復帰して1年目には勝ち点50近くを獲得し、今年も同じペースなんだ。加えて、クラブには6000万ユーロ(約80億円)のお金が入ったはずだ。誰もが知っていることだ。一緒にやれてうれしかったよ」

●セリエA2015-16特集

TOP