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ミランへの愛を語るイブラヒモビッチ 「自分で決められるなら移籍しなかった」

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 彼はミランに残りたかった。そして、ミランに戻る可能性もあった。だが…。パリSGFWズラタン・イブラヒモビッチが、古巣への想いや夏のコンタクトに言及した。

 2012年にミランからPSGに移籍したイブラヒモビッチは、契約最終年となったこの夏、ミランから復帰の誘いを受けたが、最終的にはPSGに残留した。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、イブラヒモビッチは次のように述べている。

「昨夏、ミランから具体的なオファーがあった。イエスと言っていれば、取引をしていただろう。でも、僕らはそこまでいかなかった。僕が望むことではなかったんだ。でも、ミランには感謝している。僕にとって、これまでプレーした中で最高のクラブだ。多くの重要なクラブでプレーしたけど、ミランは別格だね」

「サン・シーロ、ミラノの街や人々、イタリア語…とても素晴らしい思い出だ。僕はいつも言ってきた。イタリアは僕の2番目の家だ。とても居心地が良かった。僕が決められるのなら、ミランを離れることはなかった。誰のせいか? 終わった話だ。今はサッカーでも人生でも別の目標がある」

 PSGとの契約が今シーズンで満了となるイブラヒモビッチは、今後の身の振り方が注目されているところだ。

「どんなこともあり得る。今は調子が良いし、良いプレーをしているんだ。1か月後、6か月後にどうなるかは分からない。今は好調で、ピッチで何かを出せる限りはプレーを続ける」

 契約を延長するにしても、退団するにしても、PSGにとってクラブレコードの最多得点を記録したイブラヒモビッチが特別な存在であることは確かだ。

「自分は最初からこの計画の一部だと感じている。今このチームに来た選手たちにとっては、すべてがより簡単なんだよ。僕が来たときは、まだ機能していないことがたくさんあった。僕らは一緒に素晴らしいチームをつくったんだ。自分をリーダーと感じるか? 周囲が言うことは重要じゃない。PSGにいる“ボス”は一人だけだ」

 それは、ズラタン・イブラヒモビッチだ。

「そのとおり。当然だろ」
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