マンチェスター・ユナイテッドのFWアントニー・マルシャルが、9月に続いて2か月連続となるクラブ月間ベストゴールを受賞した。クラブ公式サイトが伝えている。

　ファン投票により選出されたのは、10月21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節のCSKAモスクワ(ロシア)戦(1-1)で生まれたゴール。1点ビハインドで迎えた後半20分、MFアントニオ・バレンシアからの右クロスをマルシャルが低い体勢から頭で合わせると、左のポストを叩いてゴールに吸い込まれた。マルシャルにとっては、これが自身初となる欧州CLでのゴールとなっただけでなく、失点につながるPKを献上した失態を帳消しにする貴重な同点弾となった。

　クラブ公式サイトによると、マルシャルのゴールは得票率49%だった。2位には、第9節のエバートン戦でMFアンデル・エレーラが決めたヘディングシュート、3位には同じくエバートン戦で生まれたFWウェイン・ルーニーのゴールがランクインしていた。

　19歳のマルシャルは、今季プレミアリーグで8試合に出場し、3得点を記録。9月はクラブ月間ベストゴールを受賞しただけでなく、プレミアリーグ月間最優秀選手にも選出されていた。マルシャルは今夏、ユナイテッドが獲得に投じた10代史上最高額となる3600万ポンド(約66億円)の移籍金の価値を自身のプレーで証明し続けている。

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