beacon

遠藤保仁著『白紙からの選択』_第2回「14本のクラブを使い分けるように一本の足を使いこなしたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 MF遠藤保仁(G大阪)の最新刊『白紙からの選択』(12月12日発売、講談社刊)の発売を記念し、ゲキサカで始まった短期集中連載。書籍の一部を抜粋して、水曜日の朝に、お届けしていく。

 第2回は、正確無比なボール技術を持つ遠藤の、キックに対する強いこだわりがわかる一文を紹介する。


14本のクラブを
使い分けるように
一本の足を
使いこなしたい。


 ゴルファーって、14本のクラブをバッグに入れてるじゃないですか。で、距離やボールの状態によってクラブを替えたり、打ち方を変えたりする。それですよ、それ。つまり僕は、14本のクラブを使い分けるように、一本の足を使いこなしたい。同じような蹴り方だけど、足の角度を微妙に変えたり、インパクトの強さをコントロールして、球質を自在に操りたい。

 ああ、これ、今の僕にとって一番の目標かもしれないですね。というより、ずっと昔からそうでした。


<書籍概要>
■書名:白紙からの選択
■著者:遠藤保仁
■発行日:2015年12月12日(土)
■版型:四六判・200ページ
■価格:1200円(税別)
■発行元:講談社
■購入はこちら

▼これまでの作品は、コチラ!!
○第1回(11月11日公開)「代表選手は中途半端な気持ちであの舞台に立ってはいけない」

TOP