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ネイマール父、税金問題でスペインからの移籍も示唆 「落ちついて仕事ができないなら…」

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 バルセロナFWネイマールの父親は、自身と息子が抱える税金問題の状況が改善されなければ、スペインを去ることになる可能性もあると主張している。

 ネイマールは今年9月、2011年から2013年にかけて脱税を行った疑いがあるとして、母国ブラジルで約57億円相当の財産を凍結された。一方で、2013年のサントスからバルセロナへの移籍に絡む脱税疑惑ではバルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長らに対する裁判沙汰に発展している。

 これらの問題が、クラブと交渉中の契約延長の障害となる可能性も否定できないと父親は語った。スペイン『カデナ・セール』で次のように話したとして、『マルカ』などが伝えている。

「契約延長について話しているところだが、いくつか解決を待って保留中のことがあり、少し不安を感じている。スペインが我々の状況を受け入れるかどうかを確認しなければならない。ブラジルからもスペインからも税金のことで盛んに攻撃を受けており、我々にとってはつらいことだ」

「この件についてどうするべきなのか、あらゆる関係者と話をしている。スペインで2年、3年、4年、5年、あるいは10年過ごした後、我々のやり方が正しくないとして突然捕まるようなことは望んでいないからだ」

 マンチェスター・ユナイテッドなどからの関心も噂されるが、状況によってはスペインを離れることも選択肢にあると父親は認めている。

「正しく行動しなければならないし、スペインで落ちついて仕事ができるのかどうか判断しなければならない。そうでなければ我々は去ることになる」

「迫害を受けていると言いたくはないが、仕事をするのに快適な状況にないのであれば、スペインに残ることはできず去らなければならない。我々がスペインに対して問題を生み出すなら残ることはできない」


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