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香川先発もハーフタイムで今季最短交代…ドルトムントは今季2敗目

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[11.20 ブンデスリーガ第13節 ハンブルガーSV3-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは20日、第13節1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でDF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと対戦し、1-3で敗れた。香川は開幕から13試合連続の先発出場を果たしたが、ハーフタイムに今季最短となる途中交代。酒井は右SBで2試合連続のフル出場を果たした。

 ハンブルガーSVは前半19分、MFルイス・ホルトビーのスルーパスに抜け出したMFイボ・イリチェビッチがGKロマン・ビュルキに倒され、PKを獲得。これをFWピエール・ミシェル・ラソッガが落ち着いて決め、先制に成功した。

 出はなをくじかれ、その後もボールは支配するものの1点が遠いドルトムント。前半41分にはDFマティアス・ギンターの不用意な横パスがMFニコライ・ミュラーにカットされ、カウンターを受けると、ミュラーのパスを受けたホルトビーにシュートを決められ、0-2。ミスから追加点を許した。

 2点ビハインドで前半を折り返したドルトムントはハーフタイムに2人を交代。ギンター、香川を下げ、DFウカシュ・ピシュチェク、MFゴンサロ・カストロを投入した。ところが後半10分、ハンブルガーSVは酒井のオーバーラップから右CKを獲得。ホルトビーがゴール前に鋭いボールを入れると、DFマッツ・フンメルスのオウンゴールを誘い、3-0とリードを広げた。

 3点を追うドルトムントは後半18分、ピシュチェクの右クロスにFWピエール・エメリク・オーバメヤンが左足で合わせるが、至近距離でGKレネー・アドラーがセーブ。同31分、MFイルカイ・ギュンドアンの直接FKもアドラーの好セーブに阻まれた。

 後半41分、MFヘンリク・ムヒタリアンのパスから途中出場のMFアドナン・ヤヌザイがDFの股間を抜くラストパス。ゴール前に抜け出したオーバメヤンが左足で今季15ゴール目を決め、1点を返すが、反撃もここまで。後半アディショナルタイムにオーバメヤンがゴールネットを揺らしたシーンはオフサイドの判定だった。1-3で敗れたドルトムントの連勝は4でストップし、今季2敗目。ハンブルガーSVは3試合ぶりの白星となった。

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