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大迫フル出場、武藤は最短交代…日本人対決は痛み分け

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[11.21 ブンデスリーガ第13節 ケルン0-0マインツ]

 ブンデスリーガは第13節2日目を行い、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンはホームでFW武藤嘉紀の所属するマインツと対戦し、0-0で引き分けた。大迫は右サイドハーフで先発し、フル出場。武藤は1トップで先発したが、後半23分に交代した。長澤はベンチ外だった。

 マインツは前半31分、MFダニー・ラツァの左CKに武藤がニアで合わせたが、ヘディングシュートはクロスバーを越える。ケルンは同38分、大迫が右サイドを縦に仕掛け、クロスを入れたが、DFがクリア。同40分には大迫のスルーパスを受けたMFケビン・フォクトがシュートを打ったが、GKの正面だった。

 スコアレスで折り返した後半3分、大迫の浮き球のパスに抜け出したFWアントニー・モデストのシュートが右ポストを直撃する決定機をつくったケルン。その後もマインツを押し込んだが、最後の精度を欠き、1点が遠かった。

 マインツは後半23分、武藤に代えてFWジョン・コルドバを投入。3試合連続でフル出場していた武藤だが、先発した試合では今季最短となる68分間のプレーで途中交代した。一方の大迫は後半途中で2トップの一角にポジションを上げたが、終盤は左サイドハーフでプレー。果敢にゴールを目指し、フル出場で奮闘したが、最後までゴールを奪えなかった。

 試合は0-0のままタイムアップ。ケルンはまたしても今季初の連勝を逃し、ホームでは2試合連続ドローとなった。マインツも連勝はならなかったが、アウェーで価値ある勝ち点1を獲得している。

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