インテルのロベルト・マンチーニ監督は21日、フロジノーネ戦へ向けての前日会見に出席した。語った内容をクラブ公式サイトが伝えている。指揮官は先発メンバーについて、「3、4人は教えよう」とユーモアたっぷりにコメント。日本代表DF長友佑都の先発起用を明言している。

　指揮官は「こういった試合はどのチームにとっても難しい。フロジノーネは素晴らしいシーズンを過ごしているところだ。簡単な試合にはならない。今日、簡単に勝てる試合は見当たらないね」と見通しを語った。

　先発について話が及ぶと、「明日のシステム? 3、4人は教えよう」とニヤリ。「GKサミール・ハンダノビッチにMFジョフレイ・コンドグビア、それに長友にMFフェリペ・メロだ」と明かしている。

　今夏には移籍も取り沙汰され、6試合連続で出番もない時期があった長友。それでも直近4試合のうち3試合でフル出場。前々節の第11節・ローマ戦、前節のトリノ戦(ともに1-0)では2戦連続のフル出場を果たした。指揮官からの信頼は増している。

　3連勝中のチームだが、3試合連続で1-0というスコア。得点面で物足りなさも残るが指揮官は「こういった結果で勝っていたチームは他にもある。もう少し決めていたと思うが、アトレティコ・マドリーもそうだったね。もっと決めたいし、そのために取り組んでいる。ただ、大事なのは守備がしっかりしていることだ」と評価を話した。

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