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乾、2試合ぶり出場も…エイバルは終盤に追い付かれて3連勝逃す

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[11.22 リーガ・エスパニョーラ第12節 ビジャレアル1-1エイバル]

 リーガ・エスパニョーラは22日、第12節を行い、MF乾貴士の所属するエイバルビジャレアルのホームに乗り込み、1-1で引き分けた。3試合連続でベンチスタートとなった乾は後半35分から2試合ぶりの出場を果たした。

 両チームともに積極的にゴールを狙う中、先制に成功したのはアウェーのエイバルだった。前半27分、右サイドから送られたクロスをFWボルハ・バストンが巧みにコントロール。ゴール前に浮き球のパスを送ると、FWセルジ・エンリクが左足で流し込んでスコアを1-0とした。

 さらに前半40分には左サイドからのクロスに反応したB・バストンがPA内でDFハウメ・コスタのファウルを誘ってPKを獲得。しかし、キッカーを務めたMFダニ・ガルシアのシュートがGKアルフォンス・アレオラにストップされ、追加点を奪うには至らなかった。

 1-0とエイバルがリードしたまま後半を迎えると、後半19分にビジャレアルをアクシデントが襲う。すでに交代枠を使い切っている中、DFダニエレ・ボネーラが負傷。残り時間を10人で戦うことになってしまった。しかし同31分にはビジャレアルFWケコが2度目の警告を受けて退場し、数的同数となった。

 するとエイバルは後半35分、MFサウール・ベルホンに代えて乾をピッチへと送り込む。しかし同40分、MFデニス・スアレスとのパス交換からPA内に進入したJ・コスタがネットを揺らし、ビジャレアルが土壇場で試合を振り出しに戻した。その後、ビジャレアルの猛攻にさらされたエイバルだったが粘り強い守備で勝ち越しゴールを許さず、1-1で引き分けた。


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