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ベンチが一時ざわつくも…福岡4発快勝、8連勝、クラブ新12戦不敗も自動昇格圏あと一歩届かず

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[11.23 J2第42節 岐阜1-4福岡 長良川]

 アビスパ福岡が敵地でFC岐阜に4-1で勝利した。8連勝、クラブ記録となる12戦不敗記録を樹立した福岡だが、同時刻に行われた試合で2位のジュビロ磐田も大分トリニータに2-1で勝利したため、勝ち点差は変わらず、得失点差で下回る福岡の3位が確定。J1昇格プレーオフに向かうことになった。

 J2最終節。前節、大宮がJ2優勝とJ1自動昇格を決めたため、自動昇格権は残り1枠となった。そしてそのもう1枠となる2位を巡る争いは同勝ち点で並ぶ磐田と福岡の争いに。勝ち点差5で突入した同時刻の決戦に互いの運命を託した。

 序盤から福岡が一方的に攻め込んだ。特に右サイドのDF中村北斗のところからチャンスが生まれる。10分には右クロスでMF城後寿の頭に合わせるが枠左。同12分にも中村北斗の右クロスを城後が右足で合わせたが、4月11日以来の出場となったGK川口能活の好セーブに阻まれてしまった。

 しかし前半13分、試合が動きを見せる。右サイドからMF末吉隼也が上げたアーリークロスをFW酒井宣福が折り返す。これを城後が頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。同17分にもFWウェリントンが胸で落としたボールで裏に抜けた酒井が決定機を迎えるが、これは前に出た川口に防がれてしまった。

 守備面では守護神・中村航輔が安定感を発揮する。前半19分にFWレオミネイロの強引な突破からこの日最初のピンチを迎えるが、冷静にシュートを弾き出し、得点を与えない。同37分にはレオミネイロのクロスをMF風間宏矢がダイレクト左足で合わせたが、中村北斗が体に当てて弾き出し、同点弾を許さなかった。

 ただ、今季も下位に沈んだもののホーム最終戦で簡単に相手の歓喜の瞬間を見届けるわけにはいかない岐阜も後半、反撃に出る。そして、ラモス瑠偉監督に「1対1の勝負に負けないこと」と檄を飛ばされて送り出されたイレブンは後半15分、4試合連続完封中の福岡の堅守を崩す。自陣からのFKを素早くリスタートさせると、風間が簡単にドリブル突破。スルーパスに反応したレオミネイロが前に出たGKをかわすシュートでゴールネットを揺らし、同点に追いついた。

 それでも、自動昇格に燃える福岡の思いは、岐阜よりも上手だった。後半26分、中村北斗の右クロスをウェリントンが頭で合わせて勝ち越しに成功。直後の同28分には再び中村北斗のアシストから城後がこの日2点目を決めて、リードを広げる。もう止まらない福岡は左CKをウェリントンが頭でねじ込み、4点目。気持ちの強さで勝利を手繰り寄せた。

 後半アディショナルタイムに入るころ、大分が一時同点としたことで福岡ベンチもざわついたが、直後に磐田が勝ち越したことで平静を取り戻す。そして試合終了。快勝したが、J1自動昇格圏まではあと一歩届かなかった。福岡のホームで行う準決勝は11月29日、6位のV・ファーレン長崎と対戦。決勝は12月6日にヤンマースタジアム長居で行われる。


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