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生き残るのは“自分次第”、FWオナイウ阿道「僕にもチャンスがあるんだ」

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 今年7月のコスタリカ戦以来、2度目の手倉森ジャパン招集。ジェフユナイテッド千葉FWオナイウ阿道は、チームに生き残るには「自分次第」と意欲を燃やしている。

 2年目を迎えた千葉では、昨季の6試合1得点から33試合3得点と数字を伸ばした。しかし、「僕のポジションを考えると、もっと点を取らないといけなかった。開幕前の目標を『10点』と言っていたのに『3点』では全然足りませんし、点を取れるチャンスはもっとあったと思います」と反省を口にした。チームはプレーオフ出場権を初めて逃し、J2降格以降ワーストとなる9位でシーズンを終えており、自身のゴールでプレーオフへ、そして昇格に導けなかったことに悔しさを滲ませていた。

 久し振りのU-22代表招集となったが、「僕にもチャンスがあるんだと改めて感じたし、ここで結果を残せばメンバー入りも現実味を帯びてくると思います。本当に自分次第です」と前向きに捉えている。合宿最終日となる26日には湘南との練習試合が行われるため、「身体的な能力は他の選手よりもあると思うし、強さという部分でアピールしたい」と最前線に入って自身の存在価値を証明しようとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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