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岡田武史オーナーのFC今治、元日本代表DF市川とDF山田の退団を発表

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 元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治は27日、DF市川大祐(35)、DF山田卓也(41)が今季限りで退団すると発表した。ともに元日本代表の両選手はわずか4か月での退団となった。

 市川は17歳だった1998年に岡田氏が率いた日本代表に初選出。同年4月1日の韓国戦でのデビューは、日本代表史上最年少記録となっている。同年開催されたフランスW杯には、FW三浦知良(現横浜FC)、MF北澤豪(現解説者)とともに直前でメンバーを外れた。02年の日韓W杯ではメンバー入りを果たし、ベスト16進出に貢献した。

 下部組織から昇格した清水エスパルスでは2010年まで13年間プレー。その後、ヴァンフォーレ甲府や水戸ホーリーホック、藤枝MYFCを渡り歩いた。Jリーグ通算で379試合に出場し、13得点を挙げた。

 桐蔭学園高、駒澤大を経て、97年に東京ヴェルディに加入した山田はセレッソ大阪や横浜FC、サガン鳥栖でプレー。10年にはアメリカのタンパベイ・ローディーズに移籍し、キャプテンも務めた。日本代表では03年から04年に招集を受け、国際Aマッチ4試合に出場した。Jリーグ通算では348試合に出場し、28得点を挙げていた。

 また、同クラブは14年から選手兼下部組織の指導者としてプレーしていたMF赤井秀一(34)の退団も併せて発表している。

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