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バーディが11戦連発で新記録樹立も…レスターとマンUの首位攻防戦はドロー決着

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[11.28 プレミアリーグ第14節 レスター・シティ 1-1 マンチェスター・U]

 プレミアリーグは28日、第14節を行った。FW岡崎慎司の所属する首位レスター・シティはホームで2位マンチェスター・ユナイテッドと対戦し、首位攻防戦は1-1の引き分けに終わった。岡崎は10月17日の第9節サウサンプトン戦以来、5試合ぶりの先発を果たすも後半15分にピッチを後にし、2試合連続ゴールとはならなかった。

 ユナイテッドはDFマルコス・ロホとFWジェシー・リンガードを負傷で欠き、さらにDFフィル・ジョーンズも離脱中のため、3-5-2のシステムを採用。DFパディ・マクネアが今季初先発となり、MFマイケル・キャリックが先発復帰している。

 開始からユナイテッドがボールを支配したが、先制したのはレスターだった。前半24分、自陣でのセットプレーからカウンター。右サイドからDFクリスティアン・フクスがスルーパスを送り、絶妙なタイミングで抜け出したバーディがPA内で右足を振り抜き、ゴール左に突き刺した。

 バーディは、前節ニューカッスル戦でルート・ファン・ニステルローイ氏(当時マンチェスター・ユナイテッド)の持つ10試合連続得点に並んでいたが、この試合で新記録樹立となる11試合連続得点を挙げた。これには本拠地キング・パワー・スタジアムも大歓声に包まれた。

 1点ビハインドとなったユナイテッドは前半アディショナルタイム1分、MFフアン・マタの左CKから岡崎と競り合ったMFバスティアン・シュバインシュタイガーがヘッドで押し込み、1-1。シュバインシュタイガーのプレミア初ゴールでユナイテッドが試合を振り出しに戻した。

 後半は一進一退の攻防が続く。同21分、レスターは得意のカウンターからMFリヤド・マフレズがドリブルで攻め上がり、バーディと途中出場のFWレオナルド・ウジョアも並走し、3対3の場面を作るも、パスを受けたウジョアの右足シュートはGKダビド・デ・ヘアに阻まれた。

 ユナイテッドは引いて守るレスターを前にボールこそキープするが効果的なパスを出すことができず、なかなかシュートまで持ち込めない。後半34分、途中出場のFWメンフィス・デパイが左から上げたクロスをマタが胸トラップから左足シュートを放つも、至近距離で相手DFに防がれ、逆転の1点が遠い。

 結局、試合はそのまま1-1で試合終了。ユナイテッドは今季2度目の3連勝とはならず、首位浮上とはならなかった。一方でレスターも連勝は4でストップし、この日マンチェスター・シティがサウサンプトンに勝利したため、得失点差で2位に順位を落とした。

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