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バイエルンに「手も足も出なかった」と原口 最も嫌な選手だったのは…

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 バイエルンはやはり強かった。28日のブンデスリーガ第14節で対戦したヘルタ・ベルリンFW原口元気は、「手も足も出なかった」と振り返っている。

 原口は首位バイエルンとの試合にフル出場したが、チームは0-2で敗れている。“完敗”というのが選手の率直な感想だ。

 試合後の原口のコメントを、ブンデスリーガ公式サイトが伝えた。

「(2点を奪われた)前半は手も足も出なかった。後半はもう相手が緩めたというか、前半しか本気を出していないのは感じました。前半は個人としてもチームとしても、手も足も出なかったという感じです」

 バイエルンから勝ち点を得るに、「最低でも前半は0-0でいかなきゃ勝ち目はなかったと思う」と考える原口は、「ヘルタの選手はみんな少し恐れていた」と分析する。

「ボールを獲られてからのカウンターが怖いので、ロングボールが多くなってしまった。チームの力の差を考えると仕方ないですけど、そこで勇気を持ってつないだり、ボールを運んだりすることが必要だったと思います」

 バイエルン側のサプライズは、前半途中まで中盤で起用されたDFジェローム・ボアテングだった。「いやぁ…嫌ですよ。非常に良いボールを出せるし、ボール奪取能力も高い」と、原口はドイツ代表CBを称賛。

 ただ、「それ以上に、自分的には(アルトゥーロ・)ビダルがすごく嫌な存在だった。切り替えの早さとか、(ボールを)獲りにくるスピードとか、ほかの選手とはちょっとレベルが違ったので。前半は僕も結構獲られましたし…、それが一番悔しいですね」と、チリ代表MFに屈したことを嘆いている。

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