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香川も出場か ドルトムント、シュツットガルト戦に向けて攻撃陣3人が復帰の模様

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 ドルトムントは29日、ブンデスリーガ第14節でシュツットガルトをホームに迎える。トーマス・トゥヘル監督は、ヨーロッパリーグ(EL)・クラスノダール戦で遠征メンバーから外れた攻撃陣の復帰を示唆した。

 26日のクラスノダール戦では、再三チャンスをつくりながら最後のところで決定力を欠き、0-1と黒星を喫したドルトムント。状態が万全ではなかったため、その試合を回避していたMFマルコ・ロイス、FWピエール・エメリク・オーバメヤンはメンバーに戻るようだ。28日の会見で、2人の状態について聞かれたトゥヘル監督は次のように答えている。

「最終調整は(会見後の)16時からだ。マルコ、オーバからは良い印象を受けている。まだ確実なことは言えないが、おそらく2人はプレーできるだろう。欠場を強いられたパク・チュホも同じだよ」

 また日本代表戦のための長距離移動による疲労が考慮され、ELでは温存されたMF香川真司も、シュツットガルト戦に向けて復帰する見通しとなっている。クラブが会見後、公式ウェブサイトを通じて伝えた。

 一方、対戦相手のシュツットガルトは先日アレクサンダー・ツォルニガー氏を解任。同クラブの2軍にあたるU-23チームを率いていたユルゲン・クラムニ監督が暫定的にトップチームで指揮を執ることになった。それによりトゥヘル監督は準備の内容が多少変わったという。

「アプローチを変えることになった。準備では相手選手個々のプレーやクラムニの2軍の試合も分析することになったんだ。ただ、今回は重点を我々サイドに置いたよ。シュツットガルトはいろいろ変えようとするだろうし、彼らがどうするか予想しても仕方ない部分があるからね」

 トゥヘル監督はマインツでU-19チームの監督を務めていた2008-09シーズン、クラムニ監督がトップチームのアシスタントコーチだった。「友好的だった」と2人の関係性を語るトゥヘル監督は、クラムニ監督の手腕を認めながら次のように続けている。

「我々との試合で、彼のサクセスストーリーが始まってほしくないね(笑)。その可能性がなければ、彼にもっと気軽に幸運を祈ることができるからね」


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