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J1昇格に王手のC大阪、“ホーム”での運命の決勝戦へ「絶対勝ってやりますよ!」

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[11.29 J1昇格PO準決勝 C大阪0-0愛媛 ヤンマー]

 J1昇格プレーオフは29日、準決勝2試合が行った。ヤンマースタジアム長居では年間順位4位のセレッソ大阪と5位の愛媛FCが対戦し、0-0で引き分けに終わったが、年間順位の優位性を確保のため、4位のC大阪が3位アビスパ福岡との決勝進出を決めた。なお、決勝戦は12月6日にヤンマースタジアム長居で開催され、キックオフは午後3時35分を予定している。

 C大阪は立ちあがりから気持ちの入ったプレーを見せた。ほとんどの時間帯で主導権を握り続け、前線からのプレッシャーで相手を苦しめた。しかし、1点が遠く、“ホーム”で行われる決勝へ弾みをつけることができなかった。MF山口蛍も試合後のインタビューで「できれば勝って(決勝へ)上がりたかった」と後悔を口にしたが、それでも「チーム一丸で戦えた結果がこの結果につながったと思う」と試合内容は悪くなかったことを強調した。

 ちょうど1年前の今日、ヤンマースタジアム長居で行われたJ1第33節鹿島戦でクラブ史上3度目のJ2降格を味わったC大阪。その1年後のこの日、愛媛とスコアレスドローに終わったが、1年でのJ1昇格へ王手をかけた。対戦相手は公式戦9連勝中の3位アビスパ福岡に決まった。年間順位の優位性を確保のため、今度は引き分けではJ1昇格を決めることができない状況となった。

 勝利が絶対条件だが、キャプテンの山口は「最初から今までやってきたことをすべて出して、勝って、しっかり昇格を決めたいと思います」と意気込みを語れば、リーグ戦最終節で2得点を挙げたDF茂庭照幸も「勝つしかないので、絶対勝ってやりますよ!みんなで昇格しましょう!」と運命の決勝戦へ気持ちを切り替えた。

●2015 J1昇格プレーオフ

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