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[プレミアリーグEAST]青森山田破った鹿島ユースが首位奪取!!初Vへ王手懸けて最終節へ!:第17節

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高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEAST

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEASTは29日、第17節を行った。

 勝てば初優勝の決まる首位・青森山田高(青森)と勝ち点2差の2位・鹿島アントラーズユース(茨城)との一戦は1-0で鹿島ユースが勝利し、首位を奪取した。鹿島ユースは前半7分、左サイドでDF2人をかわしたMF西本卓申がPAでファウルを受けてPKを獲得。このPKをトップチーム昇格のMF平戸太貴が右足で決めて先制した。前半は押し込まれた青森山田も後半に反撃したが、左ショートコーナーからエースMF神谷優太(湘南内定)が放った右足シュートが枠をわずかに外れるなど1点を返すことができず。U-18日本代表CB町田浩樹やMF千葉健太主将を中心に守りぬいた鹿島ユースが勝利した。鹿島ユースは最終節(12月5日)で市立船橋高(千葉)と、青森山田はFC東京U-18(東京)とそれぞれ対戦する。

 3位の市立船橋は柏レイソルU-18(千葉)と0-0で引き分け。首位・鹿島ユースとの勝ち点差が4となり、優勝の可能性が消滅した。清水エスパルスユース(静岡)はFW白鳥速巳とMF鈴木健太郎のゴールによってF東京U-18に2-0で勝った。

 残留争いでは流通経済大柏高(千葉)がプレミアリーグ残留を決めた。大宮アルディージャユース(埼玉)と対戦した流経大柏はFW兼田晏音睦がハットトリックの活躍。3-0で勝ち、8位以内を確定させた。

 9位のコンサドーレ札幌U-18(北海道)と10位・JFAアカデミー福島U18(静岡)との一戦は0-0で迎えた後半45分に札幌U-18のMF高嶺朋樹が先制ゴール。だがJFAアカデミー福島U18は直後にMF服部遼太郎が同点ゴールを決めて1-1の引き分けに持ち込んだ。

 この結果、10位のJFAアカデミー福島U18は1試合を残して8位・柏U-18との勝ち点差が4となり、プリンスリーグ降格が決定。降格圏内9位の札幌U-18は勝ち点3差の柏U-18と最終節で対戦するが、得失点差が12あり、非常に厳しい状況でラストゲームに臨むことになっている。

【プレミアリーグEAST第17節】(11月29日)
[時之栖スポーツセンター時之栖グラウンド]
JFAアカデミー福島U18 1-1 コンサドーレ札幌U-18
[ア]服部遼太郎(90分+2)
[札]高嶺朋樹(90分)

[清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)]
清水エスパルスユース 2-0 FC東京U-18
[清]白鳥速巳(39分)、鈴木健太郎(48分)

[鹿島アントラーズクラブハウス]
鹿島アントラーズユース 1-0 青森山田高
[鹿]平戸太貴(7分)

[秋葉の森総合公園 天然芝サッカー場]
大宮アルディージャユース 0-3 流通経済大柏高
[流]兼田晏音睦3(5、51、73分)

[日立柏総合グラウンド]
柏レイソルU-18 0-0 市立船橋高

[写真]鹿島ユースvs青森山田高
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