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乾、『マルカ』採点で「エイバルの質の象徴」とチーム単独最高点 だが「ケコがいれば」という見解多数…

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 29日のリーガエスパニョーラ第13節にエイバルレアル・マドリー(0-2)が行われ、エイバルMF乾貴士は4試合ぶりにスタメンに名を連ねて90分間プレーした。スペイン『マルカ』紙は選手採点で、同選手にチーム最高点を与えている。

 『マルカ』紙は乾にエイバル単独最高点となる6.5(10点満点)を付け、チームの“エストレジャ(スター)”に選出。寸評では「彼の靴からボレーやパスが生まれ、それはエイバル最高の選手であることを意味。このチームのクオリティーの象徴たる選手だった」と記されている。6.5の次の評価にあたる6の選手は、GKとDF、またホセ・ルイス・メンディリバル監督のみとなっており、攻撃陣の中では突出した存在であったことがうかがえる。

 ただし、乾が称賛されているのは、この『マルカ』の採点部分のみ。『アス』の採点ではチームワーストタイの1点(3点満点)の評価で、何より乾の出場のきっかけとなったMFケコの出場停止を嘆く意見が多数。『アス』のアルフレド・レラーニョ編集長は「エイバルにはケコとボルハがおらず、代役は贅沢なものではない」との見解を示し、『マルカ』の戦術分析を担当するエンリケ・オルテゴ記者は、「エイバルは失点の場面以外ではエイバルであり、勇敢かつアグレッシブだった。だがケコと(負傷中のチーム内得点王)ボルハ・バストンの不在を痛感していたはず」と記している。

 マドリー戦前の3試合ではケコ、またMFサウール・ベルホンが両サイドで先発として出場し、ベンチスタートを与儀なくされた乾。今回のマドリー戦のプレーは、メンディリバル監督のプランに影響を与えられるものだったのだろうか。

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