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現実的なマンチーニ、“古いサッカー”批判に反論「黄金期のミランじゃないんだ」

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 インテルロベルト・マンチーニ監督は、現実を見ている。たとえプレーを批判されても、それが今のインテルには必要だと考えているようだ。

 セリエA前節でナポリに敗れ、首位から陥落したものの、今季のインテルは開幕から堅実な戦いぶりで上位を維持。近年の低迷からの復活が期待されている。

 一方で、14試合を終えて総得点17、9勝のうち7勝がウノゼロ(1-0)とあり、プレーが美しくないとの批判も少なくなかった。元イタリア代表監督のアッリーゴ・サッキ氏も、インテルのサッカーは「古い」と不満を表している。

 だがマンチーニ監督は、サッキ氏がかつてミランを率いたときのように、最高級の選手たちがそろっているわけではないことを強調した。イタリアメディアが伝えている。

「少し現実的でなければならない。私に(マルコ・)ファン・バステン、(ルート・)フリット、(フランク・)ライカールト、(カルロ・)アンチェロッティ、(ロベルト・)ドナドーニ、(フランコ・)バレージ、(パオロ・)マルディーニ、(アレッサンドロ・)コスタクルタがいれば、私もある種のサッカーをするさ」

「でも、チームをつくっているところで、自分よりも強いチームと戦わなければならないなら、プレーの面で相手を上回ることはできない。相手はすでに強いチームで、自分たちにはない確実なことをすでに手にしているのだからね」


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