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[キャピタル・ワン]復帰したスターリッジ2発、オリジのハットなどでリバプールが6-1逆転勝利

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[12.2 キャピタル・ワン杯準々決勝 サウサンプトン1-6リバプール]

 キャピタル・ワン杯は2日、準々決勝の1試合を行い、リバプールは敵地でDF吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦。開始1分に先制を許したが、復帰したFWダニエル・スターリッジの2得点で前半のうちに逆転すると、FWディボック・オリジのハットトリックもあり、6-1でリバプールが勝利した。なお、吉田はベンチ入りも最後まで出番はなかった。

 試合は開始1分で動く。サウサンプトンはDFライアン・バートランドが左サイドからクロスを上げ、中央でDFアルベルト・モレノの前に飛び込んだMFサディオ・マネがヘッドで合わせて先制点。マネは10月24日のプレミアリーグ第10節に続いてリバプール戦連発となった。

 出鼻をくじいたリバプールだったが、11月28日の第14節マンチェスター・シティ戦で復帰したスターリッジがチームを救う。前半25分、右サイドのハーフェーライン付近からMFジョー・アレンが斜めに相手の裏へロングパスを送る。PA左で受けたスターリッジが相手をかわして角度のないところから左足シュートを突き刺し、同点。同29分にはMFエムレ・カンがアウトサイドで出したスルーパスにスターリッジがダイレクトで合わせ、2-1と一気に逆転に成功した。

 さらにリバプールは前半終了間際の45分、MFアダム・ララーナの右CKからスターリッジが競ってこぼれたボールをPA左からが左足シュート。ゴール直前でオリジがコースを変え、3-1で前半を折り返した。

 後半もリバプールの勢いは止まらない。後半14分にスターリッジに代えてMFジョードン・アイブを投入すると、同23分にアイブのスルーパスをPA右で受けたオリジが右足で流し込み、4-1。同28分には、オリジのヒールパスで左サイドを抜け出したモレノのクロスをアイブが胸トラップから右足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。

 4点差で試合を決めたリバプールだが、後半41分にもDFブラッド・スミスの左クロスをオリジが頭で押し込み、ダメ押し。リバプールはオリジのハットトリックもあり、6-1で勝利をおさめ、準決勝進出を決めた。

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