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「レアル・マドリーは違反していない」 ペレス会長は徹底抗戦の構え

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 レアル・マドリーは、コパ・デル・レイ敗退を簡単に受け入れるつもりはないようだ。3日、フロレンティーノ・ペレス会長が会見に臨んだ。

 レアル・マドリーは2日、コパ・デル・レイ4回戦ファーストレグでカディスと対戦し、3-1の勝利を収めた。しかし、出場停止のはずのMFデニス・チェリシェフを起用してしまったため、失格扱いとなる可能性が高い。

 カディスは3日、スペインサッカー連盟(RFEF)に今回の件を訴えた。これを受けて、ペレス会長はこのように発言している。

「マドリーは違反していない。誰からも出場停止だったと伝えられていない。実際に出場停止があったとしても、競技規約に基づいて決まらなければいけない。規約では、選手本人に出場停止を伝える必要があるとされている。よって、不当な選手起用など存在しなかった」

 RFEFがレアル・マドリーの失格を決めたとしても、ペレス会長は争う意向だ。

「そう(敗退扱い)なったら、スペイン・スポーツ裁定審議会(TAD)に訴えを起こす。もし、我々の誰かがミスを犯したなら、それを認めて謝罪し、何らかの対応を考える」

「27日に出場停止であることを伝えるFAXがRFEFから届いたと報じられているが、我々は何も受け取っていない。RFEFも、我々に何も送っていないことを知っている」

 今シーズンのコパ・デル・レイ3回戦では、オサスナが同様の問題で姿を消していた。

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