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感涙のキャプテン…CSMVP青山「この優勝で広島はまた強くなる」

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[12.5 チャンピオンシップ決勝第2戦 広島1-1G大阪 Eスタ]

 チャンピオンシップのMVPにはMF青山敏弘が輝いた。得点に絡む派手なプレーはなかったが、チームを統率。第2戦の前半21分にはDF藤春廣輝の決定的なシュートを体を張ってブロックするなど、気持ちの強さで2年ぶりの頂点へと導いた。

「みんなで取れた優勝だと思う」。優勝の瞬間、キャプテンは感涙した。

 第2ステージを優勝、そして年間1位を獲得。そしてチャンピオンシップで堂々タイトルを獲得。結果を見れば最高のシーズンに思うが、青山は「常に危機感を持っていた」と振り返る。3月4月には1か月勝利から見放される時期、そして8月にも連敗があるなど、苦しい時期もあった。「そこで落ちていってもおかしくなかった」。それでもチームは、CS決勝第1戦で見せたような勝負強さを随所に発揮。29歳の主将は「過去の優勝が今回の優勝を呼んだと思う。この優勝で広島はまた強くなる」と力説した。

(取材・文 児玉幸洋)

●2015 Jリーグチャンピオンシップ

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