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ベニテス、観衆からのブーイングに「最大限の敬意を払う」

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 5日のリーガエスパニョーラ第14節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのヘタフェ戦で4-1と快勝を収めた。ラファエル・ベニテス監督は試合後、自身にブーイングを浴びせた観衆について、「最大限の敬意を払う」と話している。スペイン『マルカ』が伝えた。

 クラシコでの0-4の惨敗、コパ・デル・レイで出場停止のMFデニス・チェリシェフを起用して失格処分となるなど、喧騒の絶えないマドリー。不満を溜め込んでいるファンはこの一戦で、チームの紹介アナウンスでベニテス監督の名が呼ばれた際に、耳をつんざくような指笛を吹いた。

 ベニテス監督はこの件について、観衆への批判を受け入れながら、ピッチ上のプレーで状況を逆転させる意欲を口にしている。

「我々はファンに最大限の敬意を払う。そして望んでいることは、サッカーで今季の道を切り拓いてくことだ」

 またFWカリム・ベンゼマ、MFガレス・ベイル、FWクリスティアーノ・ロナウドの“BBC”が全員得点を決めたこの試合については、次のように振り返った。

「チームは試合開始からしっかりと集中していた。このまま良いプレーを見せ続けていきたい。今日は3選手ともが得点を決め、攻守両面でチームに絡んでいたね」

 これまでのように後半に入ってペースが落ちたとの指摘には、こう返答している。

「チームは後半に落ち込みを見せているわけではなく、優位な状況で試合をコントロールしているんだ。前半は違いを生み出せる選手たちとともに、チームのすべてのポテンシャルを見せた」

 ベニテス監督はまた、この試合でDFマルセロを招集外にした理由も説明。負傷で戦列を離れていたブラジル代表DFは、自身の『ツイッター』で「もう準備は万端だ」とつぶやいていたにもかかわらず、招集メンバーに含まれなかった。

「その件は考えられているよりも簡単だ。医療スタッフは私に対して、まだ完治したわけではないと話していた。金曜の段階で、彼は回復していなかったんだ」

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