beacon

モウリーニョを支持するファーガソン「最高の監督をクビにすることに意味はない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 元マンチェスター・ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソン氏は、不振にあえぐチェルシージョゼ・モウリーニョ監督について解任するべきではないと主張している。『スカイスポーツ』など英メディアが報じた。

 15節を終えて4勝3分8敗の14位に低迷するチェルシーは降格圏まで勝ち点2差という苦境に瀕している。欧州CLでグループリーグ敗退に終わった場合、モウリーニョ監督解任の可能性もささやかれているが、ファーガソン氏は「(オーナーのロマン・アブラモビッチ氏は)この10年間で数多くの監督を解任してきた。そこから彼は学んだはずだ。ジョゼが状況を変えられると信じるべきだ」と否定的だ。

「歴代最高の監督の一人をクビにすることは意味がない。彼は2度、ヨーロッパで頂点に立ち、各国のリーグ戦でタイトルを勝ち取ってきた」。そうモウリーニョ監督を評価するファーガソン氏は「こうした状況は彼にとって初めてだ。彼のキャリアは常に右肩上がりだったからね。これは彼にとってのチャレンジだよ。土曜日の試合には負けたが、バランスを取り戻しつつ兆候は見られた」とし、モウリーニョ監督の下でチェルシーは立ち直ると確信しているようだ。

「すべての優れた指導者は最終的に解決策を見い出すものだ。私は彼が解決策を見つけ、通常の状態に戻すと考えているよ」

●プレミアリーグ2015-16特集

TOP