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カルドソ、ネグレド、M・ゴメス、パト、クローゼ… 「第二のラーション」を探すバルサ

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 バルセロナは、冬の移籍市場でストライカーの補強を検討しているようだ。スペイン『スポルト』や『ムンド・デポルティボ』が報じた。

 バルセロナのルイス・エンリケ監督は先日「補強を支持する。常に向上しなければならない」と今冬の市場における選手獲得を示唆。L・エンリケ監督が要望しているのはセルタFWノリートを引き入れることだと見られるが、スポーツ部門は1800万ユーロの移籍金が必要なので獲得を渋っている様子だ。

 ジョアン・ラポルタ元会長の政権下で、4億3100万ユーロと負債がかさんでいたバルセロナはサンドロ・ロセイ前会長、またジョゼップ・マリア・バルトメウ現会長の政権下では負債を減らすことに努めてきた。だが1億6200万ユーロに上った昨年夏の補強費に加え、今夏もMFアレイクス・ビダル、MFアルダ・トゥラン獲得のため5800万ユーロを支払い、2年合計で2億2000万ユーロを投じたことで昨季終了時点で負債が4100万ユーロ増加したとみられている。

 そのため、バルセロナのスポーツ部門は今冬の市場で「フリーで獲得可能な選手」あるいは「レンタル獲得できる選手」をリストアップしているという。参考にされているのは2004年に獲得した元スウェーデン代表のエンリック・ラーションだ。ラーションはフランク・ライカールト当時監督の下で控えとして力を発揮し、2006年にはチャンピオンズリーグ優勝を経験した。

『スポルト』ではトラブゾンスポルFWオスカル・カルドソバレンシアFWアルバロ・ネグレドが獲得候補に挙げられていると伝えられている。2009-10シーズンにベンフィカで38得点を記録したパラグアイ代表FWと、ヌノ・エスピリト・サント前監督との確執によりバレンシアで微妙な立場に立たされているネグレドが標的になっているとされる。

 一方、『ムンド・デポルティボ』では計14名のうち数名がリストに載せられている可能性があると報じられている。ベジクタシュFWマリオ・ゴメスラツィオFWミロスラフ・クローゼベローナFWルカ・トニブレーメンFWクラウディオ・ピサーロ、ウディネーゼFWアントニオ・ディ・ナターレPAOKのFWディミタール・ベルバトフ、グラスホッパーFWムナス・ダブールザルツブルクFWジョナタン・ソリアーノなどヨーロッパでプレーする選手たちだ。

 またサンパウロFWアレシャンドレ・パトフラメンゴFWパオロ・ゲレーロ、APOELのFWフェルナンド・カベナギ、ロサリオ・セントラルFWマルコ・ルベン、ラシン・クラブFWディエゴ・ミリート、ペニャロールFWディエゴ・フォルランなど南米でプレーする選手たちも獲得の可能性があるという。

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