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クラブ史上初のCL16強 ボルフス監督:「チームはまだ成長の途中」

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 ボルフスブルクは8日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループB最終節でマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎え、3-2で勝利した。クラブを初のCL決勝トーナメントに導いたディーター・ヘキング監督は、内容にも手応えを感じている。

 首位でグループステージ最終節を迎えたボルフスブルクは、引き分け以上でクラブ史上初のベスト16進出が決まる状況だった。しかし、勝ち点2差で3位のPSVが勝つと、ボルフスブルクも一気に3位転落があり得るため、細心の注意が必要なゲームとなっている。

 CL2度目の挑戦で決勝トーナメント進出を果たしたボルフスブルクのヘキング監督は、ドイツ『スカイ』でこのように話した。

「後半はPSVの試合経過も伝えられていたから、ユナイテッドが最後まで諦めないことは予想していた。彼らはヘディングに長けた選手を上げてきたから、こちらはハードワークの必要があった。1つの場面では、運も必要だったね。だが、我々は勝利にふさわしいプレーをしたと思う」

 ユナイテッド相手のゲームプランを明かした。

マックス・クルーゼを最前線に置き、相手のCBやボランチを走らせる狙いだった。相手が(バスティアン・)シュバインシュタイガーと(マルアン・)フェライニを中盤で使うと分かったときは、なおさらそう考えたよ。選手たちはそのプランを見事に実行してくれた」

「我々にも問題はあった。先制されたときに突破口を見せてしまったんだ。それが気に入らなかったから、4-1-4-1から4-2-3-1に変えたよ。チームはまだ成長の途中だ。このレベルの試合でシステム変更をして、とても良い反応を見せてくれたね」

 ユナイテッドを敗退に追いやったボルフスブルク。決勝トーナメントでも波乱を起こすだろうか。

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